「バウルズ・シティ第1巻」(佐々木君紀著)が発売されました。

2015年11月7日
バウルズ・シティ第1巻 表紙

「バウルズ・シティ第1巻」
著者:佐々木君紀

  • 装画:村田修
  • 発行年月:2015年10月
  • 販売価格:450円
  • 作品番号:1-003
  • ジャンル:アクション
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【販売先】
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【内容】
21世紀前半のある時代、人類は夜の無い広大な空間を地球内部に発見していた。南太平洋の海底下、地殻底部のシマ層に存在する巨大な空洞「ギガンティック・ホール」である。
その上部には、何者がいつ造ったのかわからない謎の人工太陽が数キロの高さの中空に輝き、底部には山も川も湖もあるひとつの世界を形成していた。そこには、生物も存在し、地上の植物と似ていながら「黒緑素(カーボフィル)」という特殊成分を持つ植物群さえ繁茂していた。
国連は、そこに多くの人々を送り込み、世界中から百万人以上もの人々が、都市「シマ・シティ」を建設する。 しかし、開拓と植民が落ちついた頃、新種の伝染病「地底カゼ」が流行し人口は六十万に激減。それは、地上にもおびただしい犠牲者を出した。以来、シマ・シティの市民は、地上から隔離・封印され、伝染病の治療法が発見されるまで、地上に出ることが許されなくなった。
地上から交流を断たれたシティは、各民族や人種ごとに居住区をつくっていたが、暴動やデモや民族間紛争が絶えない状態にあった。
十六歳の主人公タツナギ・カツヤは、暴動鎮圧する治安維持の軍事警察の一人だ。彼は、シマ・シティに移り住んでから父を暴動で失い、母は地底カゼの後遺症で植物状態にあった。そして、彼自身もまた、シティ市民の間に見られる原因不明の身体の苦痛発作を起こす病にかかっていた。彼の病を抑える薬は「黒緑素」を原料とする特殊な薬剤のみ。そんな悪条件を抱えながら、地上にいたころ祖父から譲られた黒い刀身の日本刀を心の支えに、過酷な職務に赴いていた。
そんなある日、彼は上官に見込まれ、TG(タヂカラオ)と呼ばれるパワードスーツを装着して戦うことを強制される。シマ・シティからの不法脱出を目的とし、武装テロを進めるシンジケート「オルフェウス機関」と対決するためだ。
地上では見られない地底空洞ならではの特殊条件に同僚たちとともに耐えながら、タツナギはさまざまな出会いと別れ、事件との遭遇を通じて成長してゆく。

【担当編集より】
佐々木君紀が最も得意とするSF伝奇の傑作シリーズがついに電子書籍になって登場する。地球内部という特殊空間をフィールドに展開するアクションノベルでありつつ、少年の成長物語である本作は、王道とも言うべき冒険譚でもある。第二巻の待望が早くも待たれることは間違いない。

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