「手の中に青」(白山あき著)が発売されました。
2015年10月24日
「手の中に青」
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【販売先】
AMAZON KINDLEストア
【内容】
一年前に起きたバスジャック事件。人質として事件に巻き込まれた一空は中学最初の夏休み、親友幹太に打ち明ける。
「この人は犯人じゃない。絶対に違う。絶対に違うんだ」
幹太は一空の言葉を信じ、真実を掴むべく二人は行動に出た。
真相に近づくにつれて交錯する人間模様。
そして二人は、思いがけない悲しい真実に直面するのだが−−−
自分の夢や希望を信じて真っ直ぐに歩き続ける心。それを我々はいつ失うのだろう? いや、忘れているだけなのかもしれない。周囲からの手助けを受けて、人は忘れた心を思い出し、成長していくものなのだろう。子どもの頃に持っていた、純粋で真っ青な心を想起させる少年の成長物語。
そしてすべてが解明されたあとの爽快感。
読んだあと、あなたも思わず手のひらを空に向けて広げてみたくなるだろう。彼らのように。
【担当編集より】
バスジャックに巻き込まれた少年。しかし、その事件は始まりに過ぎなかった。「おかしい。この人は絶対に犯人じゃない」。少年の疑問は、たった一人の心を許せる友人とともに、事件の真相へ突き進む原動力となった。繊細かつ骨太のストーリーテリングが読後の爽快感を極限まで高めた珠玉の一冊!