「Dr.晴海、おしゃべりな幽霊少女と出会う」 (白山あき著) が発売されました。

2017年4月8日
Dr.晴海、おしゃベりな幽霊少女と出会う 表紙

「Dr.晴海、おしゃべりな幽霊少女と出会う」
著者:白山あき

  • 装画・装幀:津原修
  • 発行年月:2017年4月
  • 販売価格:365円
  • 作品番号:4-003
  • ジャンル:純文学
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【販売先】
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【内容】
交通事故で身体にも心にも傷を追った外科医の晴海は、瀬戸内海に浮かぶ故郷の島へと戻った。そこで彼は一人の「幽霊」と出会う。

幽霊の彼女は「自分は晴海の父や母の友人だ」と言い、晴海に「紫乃はもうすぐ死ぬ」と告げて姿を消してしまう。

晴海は幽霊と両親の関係を探るべく、亡くなった父の書斎で父の日記を手にした。しかし、そこに書かれていたのは幽霊のことではなく、母の不義についての父の疑念だった。母が本当に愛した人は誰なのか?と懊悩する晴海。

一方、紫乃の元には、パン職人の緑がやってきていた。彼女の強い意思に惹かれ、紫乃は緑を家に泊め、島の春祭りへの出店を決める。

そうして開催された春祭りである事件が起き、晴海は決断を迫られるのだが……。

【担当編集より】
青年医師は、故郷の島に戻ると、よくしゃべる幽霊の少女と出会った。その出会いには、両親の優しい秘密があった。島民との穏やかな日々、少しずつ晴海が変わっていく。魅力的な登場人物、みんなが幸せを掴みとることを願わずにはいられない、心の琴線に触れる感情描写に長けた白山あき、待望の第三弾。

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