「青きひまわり 下」(佐々木君紀著)が発売されました。

2011年5月9日
青きひまわり 下 表紙

「青きひまわり 下」
著者:佐々木君紀

  • 装画:村田修
  • 発行年月:2011年5月
  • 販売価格:450円
  • 作品番号:1-001
  • ジャンル:SF
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【販売先】
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【内容】
ウォルデンとアイボリーのカリフォルニアへの逃避行は成功したが、
サボテンと乾いた山と谷しかない場所で、二人きりの不自由な暮らしがはじまる。
アイボリーの父親が、彼女がまだ幼いころに使っていた
洞窟の研究所跡に住みつくことになった。
いつか追手の現れる日におびえながら、二人は谷底の真紅の色の湖まで降りて、
アイボリーの父たちが残した研究をヒントに、生き延びる方法を模索する。
手さぐりながらも、アイボリーの体質を変えるために、
ウォルデンは努力を続けるが、次第にアイボリーの精神状態が悪くなり、
ある日、二人は衝突して激しい喧嘩をしてしまう。
アイボリーは、赤い湖まで逃げてゆき、ウォルデンは追いかけるが、
その夜、湖に大きな異変が起こり、二人はその中で決定的な瞬間を迎える。

【担当編集より】
緻密な設定と大胆なストーリーテリング、そして切ない少女の想いと、
ふたりの不安定な心と関係。感動的なラストシーン。
物語は、文字通り、その女を命がけで愛せるかということを問いかけている。
1990年、SF界最大の収穫と評された筆者がおくる、
SFにして、珠玉のラブストーリー。

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