「べあべあ日暮ら市」(佐々木君紀著)が発売されました。

2013年6月6日
べあべあ日暮 表紙

「べあべあ日暮ら市」
著者:佐々木君紀

  • 装画:村田修
  • 発行年月:2013年6月
  • 販売価格:450円
  • 作品番号:1-002
  • ジャンル:文学
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【販売先】
AMAZON KINDLEストア

【内容】
職業作家という肩書き以外、
とりたてて目立つことは何もないない平凡な男だった。
その日も、いつもと同じように、
池袋駅から自宅に向けて電車にのった。
はずだった。
しかし、それは想像もつかない異世界への旅立ちだったのだ。
クマが車掌を務め、インテリな虎が語る。
動物たちが、口々に駄洒落を言う。皮肉を言う。
そして歌い、踊る。
そこは、ヒトこそ異物の不思議な世界「べあべあ日暮ら市」。
すべての常識が通じない、
ヒトのような動物たちの楽園だ。
そんな世界に迷い込んだ男は、
話がどうにもかみ合わない動物たちと、
なんとかコミュニケーションをとりながら、
迷い込んだ世界と動物たちを少しでも理解をしようと努める。
そして男が気づいた、
異世界の秘密とは……。

【担当編集より】
この地上に生きるすべてのいのちへ捧げられた珠玉の一冊。
動物たちが見せるどこかコミカルな所作は我々の心を温め、
時おり吐露する心情は、締め付けるだろう。
本作品は、作家佐々木君紀から宮沢賢治へ紡がれた、
同じ東北人作家としてのオマージュである。
優しくて哀しい、いのちの物語なのだ。

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